第十二話 初めての鬱病発症 緩解

復職初期は、自分で勉強してきた復職方法を実践するべく、以下を注意しておりました。

  1. 残業はしない。早く帰宅する
  2. ストレスがかかる仕事には関わらない
  3. 周りに1,2の理解を求める

今考えると、当時入社2年目の私が積極的にこの様な行動をとった事実は、非常に勇気のあるものでした。

それほど真剣に病気に向き合っていたという証拠です。誇らしいです。

最近知り合った方で、残念ながら復職直後から激しい現場に回されている方がいました。

50歳を目前とした方で、業界経験が長いことから会社にあてにされているのでしょうが、これは危険な選択です。

会社も配慮が足りないですが、復職する本人も元気になったから前の様にすぐに現場で活躍できると思ってはいけないのです。あくまでも、スロースタートが大事で、予防線を張るべきです。

私の場合は、前述の通りスロースタートを心掛け、ある意味病気を盾に上司を説得し、自分を守りながら業務を一歩一歩こなしていきました。

半年が経過し、1年が経つころには活発に仕事をこなせるようになりましたし、新たな技術分野の習得、技術資格取得も行っておりました。

復職直後に比べて、明らかに生命力が増し仕事に対する意欲も復活しておりました。この感覚、つまり復職直後がいかに自分が弱っていたかを証明してくれました。

個人差はあるでしょうが、急性期から緩解するまでには約1年の期間が必要だと思っております。

1年間会社を休みなさいではなく、復職期間を含めての話です。戻るタイミングは、自分の心・体をしっかり見極めて決めてください。

合図としては、休んでいる期間に手持ち無沙汰となり何かをやりたくなってきたくらいでしょうか。

こういった衝動があなたに起こったならば、腰を上げる時期が近いと考えてください。

第十二話で私の初めての鬱病発症体験を完としたいと思います。

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